History of ZICO CUP vol.3

日伯友好カップは、本年記念すべき第20回大会を迎えます。

「無限なる可能性の塊である少年達に光をあてる」。それは、少年達に国際試合の経験を積んでもらい、偉大なプロサッカー選手になって欲しい、それだけの想いではありません。

人生の大半をプロサッカー選手として過ごし、プロサッカー選手の素晴らしさも厳しさも知るジーコ氏は、努力と経験を積めば誰でもプロとして活躍できるとは当然思っていません。もっとも、プロになることだけがサッカーの全てではなく、サッカーとともに過ごすことが人生に与えてくれる恩恵をジーコ氏は誰よりも知っています。

サッカーはチームスポーツです。1チーム11人の選手に加え、控え選手や監督、コーチ、その他多くの人が一つの目標に向かって行動します。どんなに素晴らしい技術を持った選手がいても、その選手一人で試合に勝つことはできません。味方を鼓舞し、励まし、力を合わせて勝利に向かう。その姿勢と精神は人としての大きな成長になり、サッカーだけではなく人生の糧になっていきます。

ジーコ氏が引退して数十年経った今も世界中で愛され、慕われているのは、サッカー選手としての功績ももちろん大きいですが、ジーコ氏の人としての魅力がそうさせています。そして、その魅力を培ったのは長年のサッカー人生ではないでしょうか。ジーコ氏は、プロサッカー選手になるためだけではなく、多くの素晴らしい人間を育てるため、その可能性を無限に秘めた少年たちへの支援を続け、その年代では経験することのできない国際大会【日伯友好カップ】を主催したのです。

【日伯友好カップ】は本年2017年、記念すべき20回目の節目の大会を迎えます。
過去19回の大会に出場した選手の中から、前回もご紹介した世界的に活躍する選手を多く輩出しています。それ以外にもプロサッカー選手にはならずとも、この大会を経験しサッカーから様々なことを学んだ素晴らしい人たちが世界各国で活躍しているでしょう。
皆、心にジーコの魂【ジーコスピリット(ZICO SPIRIT)】を掲げながら。
そして、ジーコスピリットを26年間に渡り日本人に伝えてきたのが、ジーコ氏の専属通訳であり、当協会の理事長 鈴木國弘なのです。

当協会はサッカー界だけには留まらない、ジーコスピリットの素晴らしさ、ただの国際大会だけではない【日伯友好カップ】の意義を広く伝えていくため、これからも大会の支援、国内での少年サッカー育成活動に邁進してまいります。
当協会の趣旨にご賛同いただける方は是非ご協力をお願いいたします。

サッカー界の未来のために。